30年ぶりにテレビアニメの新シリーズが10月から放送される「ルパン三世」のヒロイン、レベッカ・ロッセリーニ役を、「甘城ブリリアントパーク」のラティファ・フルーランザ役や「サカサマのパテマ」のパテマ役などで知られる声優の藤井ゆきよさんが演じることが明らかになった。藤井さんは「子供のころから見ていた『ルパン三世』にまさか自分が出演することができるなんて想像もしていませんでした」と話している。
藤井さんが演じるレベッカは、サンマリノ共和国を代表する財閥の若き会長で、モデルや女優として活動する一方で、数々の著名人とうわさになる世界的なゴシップクイーンという設定。新作では、イタリアとサンマリノを舞台に、無敵のガンマン・次元大介や居合抜きの達人・石川五ェ門らおなじみのキャラクターが登場する。アニメのエンディング曲は、演歌歌手の石川さゆりさんが担当する。
「ルパン三世」はモンキー・パンチさんの人気マンガが原作。テレビアニメシリーズは、2012年にスピンオフの「LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜」が同局で放送されたが、本シリーズは1984、85年に放送された「ルパン三世 Part3」以来、30年ぶりとなる。10月1日深夜から日本テレビほかで放送される予定。