沖縄県警は1日、性的好奇心を満たすために児童の全裸画像を所持したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の「単純所持」の疑いで、那覇市の無職の男(21)を書類送検した。

 警察庁によると、児童ポルノの単純所持容疑が罰則の適用対象になったのは7月15日からで、摘発は全国初。

 書類送検容疑は8月2日、インターネットで集めた5~11歳の女児の全裸写真10点をスマートフォンに保存していた疑い。

 県警によると、同日、那覇市内のプールの利用者が「子どもの写真を撮る男がいる」と110番。駆けつけた警察官が男のスマホを調べ、画像を確認した。