米国特許商標庁(USPTO)が公開した情報から、LGが「G4 Note」という単語とロゴの商標を8月26日付けで取得していたことが判明しました。
G4 Noteに関する噂は、実は今年の3月頃から出始めていましたが(過去記事)、極端に情報が少なく信憑性に欠けるものとなっていました。その後、その噂の端末は「LG G4 Pro」として発売されることになると伝えられて今に至りますが、どうやら本当にLGは、G4 Noteという大型スマートフォンの開発を進めていた模様です。
使用されている「Note」という名称からは、韓国サムスンの「Galaxy Note」シリーズが想起されます。Galaxy Noteシリーズの特徴は、その大きさとスマートフォンながら付属するスタイラスペンで操作する点にあります
まさにこの特徴を備えたLG製の端末が今年3月にリークされており、おそらくLG G4 Noteとして今後登場することになりそうです。
リークされた端末は、金属製の光沢のある筐体で上部には付属するスタイラスペンを収納する穴が空いています。Galaxy Note5で問題になっているスタイラスペンを逆向きに収納してしまう問題(過去記事)は、リーク画像を見る限り心配なさそうです。
なお、リークされた画像は今年3月のもので、端末にはAndroid 5.0.2が搭載されておりプロトタイプであると考えられます。したがって、今後登場する端末はこの画像からいくつか変更が施されている可能性が大いにあることをお伝えしておきます。
今や “ファブレット” 端末の代表格として位置づけられているサムスンのGalaxy Noteシリーズですが、同じ韓国メーカーのLGからその対抗馬となる端末が発売されるかもしれません。
両企業をめぐっては、スマートフォンだけでなく家電などでもライバル関係にあり、訴訟合戦も繰り広げられてきました。G4 Noteが新たな火種となるのかについては定かではありませんが、競争が起きることで製品がブラッシュアップされていくことに期待したいところです。
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