米アップル、「iOS 9」にAR機能の導入を計画か | GGSOKU - ガジェット速報

9to5Googleは31日(現地時間)、米アップルが「iOS 9」において、新たに「AR(オーグメンテッドリアリティ)」関連の新機能の実装を計画している可能性を指摘しています。

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VR機能を実装した「地図」アプリのUIコンセプト画像

9to5Googleによると、米マイクロソフトの「HoloLens」開発チームにおいてAR技術の開発を担当していたエンジニアのニック・トンプソン氏が今年7月よりアップルにその籍を移していたことが判明したと、米大手投資銀行Piper Jaffrayのアナリストであるジーン・マンスター氏によって報告されたとのことです。

マンスター氏は、現在アップルの中にAR関連の開発チームが存在している可能性を指摘。さらにアップルは、既にARソフトウェア企業のMetaioを買収し171個もの特許を取得していることが明らかにされているほか、過去にはiOS 9の「地図」アプリにAR技術が導入される可能性も伝えられていました。

仮に地図アプリにAR要素が導入されるとするならば、おそらくは “食べログキラー” とも称されるローカル情報の口コミサイトである「Yelp」において実装されている、AR情報表示機能「Monocle」と同様の機能が実現されることになることが予測されます。

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ローカル情報サイト「Yelp」の提供するAR情報表示機能「Monocle」

なお、少なくともアップルが将来的にAR技術を自社製品に導入しようと計画していることは間違いなさそうに思われますが、現時点ではどれも単なる憶測に過ぎません。しかしながら、9月9日には「iPhone 6s」シリーズおよびiOS 9が正式発表を迎える見込みであり(過去記事)、早ければその場においてこの “噂” の真相も明らかにされることになりそうです。

[StreetInsider.com via 9to5Google[1][2]]