37年ぶりに再上映!「百万本のバラ」モデルの画家描く「放浪の画家ピロスマニ」予告編 | ニコニコニュース

「放浪の画家ピロスマニ」の一場面
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11月21日から37年ぶりに再上映される、グルジア(現・ジョージア)を代表する画家・ピロスマニの半生を描いた「放浪の画家ピロスマニ」の予告編が公開された。ピロスマニは貧しい絵描きが女優に恋焦がれる悲恋を歌った「百万本のバラ」のモデルとしても知られており、予告編では、ふたりの出会いのシーンも映し出される

【動画】「放浪の画家ピロスマニ」予告編

1969年に製作された本作は、19世紀後半に生きた独学の天才画家ニコ・ピロスマニ(1862-1918)の半生を、グルジアの風土や民族の心とともに映像化したもの。正規の美術教育を受けなかったピロスマニが、独自の手法で店の看板や壁に飾る素朴なタッチの絵を描きながら、放浪の日々を送る姿をつむぐ。

日本では1978年にロシア語吹き替え版で劇場公開され、今回デジタルリマスター・グルジア語オリジナル版での日本再上映となる。再上映にあたりギオルギ・シェンゲラヤ監督からは「今回日本で再び上映されるのは、グルジアの古い伝統を解し、愛する人々が日本に変わらずたくさんいるからなのでしょう。再上映の成功を心から祈っています」とコメントを寄せている。

「放浪の画家ピロスマニ」は、11月21日から岩波ホールほか全国で順次公開。