【モスクワ時事】ロシアのモルグロフ外務次官は2日、日本と平和条約交渉に臨む用意はあるとしながらも「クリール諸島(北方領土と千島列島)問題で協議するつもりはない」と述べ、日本の領土返還要求をけん制した。インタファクス通信のインタビューに語った。
8月22日のメドベージェフ首相の択捉島行きなど、ロシア政府要人が北方領土を訪問するたびに日本政府は抗議。ロシア側が態度を硬化させたとみられる。