こっちでは何も起こりませんように…。
ニュージランドが国旗をリニューアル予定、という話題は先日お伝えしていましたが、当初集まった1万を超すデザイン案は、市民代表やプロフェッショナルたちの手によりついにその候補が4つにまで絞られました。
ご覧の通り、4つのうち実に3つに非常に似たモチーフがデザインされています。これは「シルバー・ファーン」というシダ植物で、同国が誇るラグビー代表チーム、通称オールブラックスをはじめ、各スポーツの代表ユニフォームに取り入れられるなど、国民のアイデンティティとして定着しているものです。
また2つには、こちらも南半球の象徴、南十字星が描かれています(ちなみにこの色違いの2つは、同じ方がデザインしたものだそう)。1つだけ、クルクルしたちょっと変わったものがありますが、これもモチーフはシダ。新芽が渦を巻いている状態を表し、「成長」や「力」といった言葉の象徴なのだとか。
この4つが、11月20日からの国民投票で1つに絞られ、さらに来年3月に行われる2度目の国民投票にて、現在の国旗との最終投票が行われるそうです。はたして結末はどうなるのでしょうか。
それにしても、某デザインも同じ方法で選んでみるっていうのはどうですかね…。
source: NZ Herald
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)