【ニューヨーク時事】２日午前のニューヨーク株式市場は、最近の下落を受けた買い戻しに反発した。優良株で構成するダウ工業株３０種平均は一時、前日終値比２２５ドル高まで上昇。午前１０時２０分現在は１３５．５９ドル高の１万６１９３．９４ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は３８．２９ポイント高の４６７４．４０。
ダウは前日までの３営業日続落で６００ドル近く下げていた。この日は、朝に発表された民間雇用サービス会社による全米雇用報告が市場予想を下回ったため、米早期利上げ観測が一時的に弱まり、買い戻しの動きが強まった。
一方、欧州市場では、英国のＦＴ１００種平均株価指数が前日終値比１．２７％高、ドイツ株式主要３０銘柄指数（ＤＡＸ）は０．７６％高となっている。