過激派が基地襲撃、50人死亡か=ソマリア

 【ロンドン時事】AFP通信によると、ソマリア南部のジャナレ地区にあるアフリカ連合(AU)平和維持部隊の基地が1日、イスラム過激派アルシャバーブの攻撃を受け、西側軍事当局者の情報では、少なくとも50人が死亡、50人が行方不明となった。

 アルシャバーブは、まず二つの橋を破壊して基地を孤立させ、車が突入して自爆。続いて200人の武装集団が基地内をじゅうりんした。同部隊は死傷者数を確認していないが、声明で「戦術的撤退を行い、その後基地を奪回した」としている。アルシャバーブは、これまでも暫定政府を支援する平和維持部隊をしばしば襲撃している。