女性の大切な部分の健康状態を把握するため、定期的に受けておきたい「婦人科検診」。乳がんや、子宮頸がんの検査を意識的に受けている人も多いことでしょう。しかし、婦人科検診って初めてだとちょっと怖いですよね……。そこで今回は、世の女性たちにこんな質問をしてみました。
Q.婦人科検診で痛いと思ったことありますか?
「ある」……34.7%
「ない」……65.3%
「ある」と答えた女性は3人に1人。結構多い数字ですよね。では、具体的にどんなことが痛かったのか、詳しく教えてもらいましょう。
■乳がん検査が……
・「乳がん検診のはさむ検査で胸を挟まれるのがとても痛かった」(28歳/学校・教育関連/専門職)
・「マンモグラフィー。あの痛さは異常」(30歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「マンモグラフィーが痛くて、細胞診が意外と痛くなかった」(32歳/医療・福祉/専門職)
女性の象徴でもあるバスト、その大切な部分にガンができていないか調べる「マンモグラフィー」って結構痛いんですよね……。もう少し、あの痛みはどうにかならないものでしょうか。
■子宮の検査が……
・「子宮頸がんの検診で、痛くて、そのあとも結構血が出ていた」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「組織をとるときに飛び上がるほど痛かった」(32歳/金融・証券/事務系専門職)
・「子宮頸がんの検査で内部組織をとったときに少し痛かった」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「子宮がん検診で綿棒でこすられるのが痛い」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
子宮に関するガンの検査は、組織細胞を取って行うもの。そのため、検査器具を体内に入れ、ぐりっとこすって細胞の断片を取るのですが、それが痛いと感じる人は非常に多いです。
■内診が……
・「先生によって内診が痛いときが時々あります」(31歳/その他/その他)
・「膣内に内視鏡みたいなのをいれるとき」(32歳/その他/クリエイティブ職)
・「どうしても力が入ってしまい、触診のときに痛かった」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「無理やり入れられて無機質で痛かった」(28歳/食品・飲料/技術職)
前述の子宮がんの検査と同様、体内に器具を入れたり、医師の手が入ってきたりすることもあるため、人によってはとても痛く感じるようです。
婦人科検診は女性の体の大切な部分を診るもの。「痛いから」という理由で受けないでいると、あとでどんな病気が見つかるか分かりません。自分の身体のため、将来のため、抵抗感の少ない医師、クリニックを見つけ、「このドクターなら多少痛くても身体を任せられる」と自分が安心できる場所で検査を受けることをおすすめします。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数150件(22~34歳の働く女性)