台湾Acerは2日(現地時間)、既に今年4月に発表済み(過去記事)のゲーマー向けタブレット「Predator 8 GT-810」の詳細を開示しました。
これまでにもAcerは、Predator 8に関する情報を小出しに開示してきましたが(過去記事)、今回ついにその詳細について開示されることとなりました。
以下は、Predator 8 GT-810の主なスペック。
OS | Android 5.1 Lollipop |
ディスプレイ | 8.0インチ WUXGA(1920×1080)IPSディスプレイ |
SoC | Intel 64-bit Atom x7(Z8700?) |
GPU | Intel 第8世代 Intel HD Graphics |
RAM | ※非公開 |
ストレージ | 64GB |
ワイヤレス | 2 × 2 MIMO Wi-Fi 802.11 a/b/g/n |
その他 | microSDカードスロット(最大128GB) 触角フィードバック機能 ステレオスピーカー × 4 |
端末の厚み | 8.7mm |
本体重量 | 350g |
「Predator ColorBlast」と呼ばれるAcerの独自技術とガラスと液晶の間に空気層を存在させないギャップレス構造により、ディスプレイの色再現性は「NTSC比100%」を実現。 さらに「Predator TacSense」と呼ばれる独自の「触角フィードバック」機能に加え、端末の四隅それぞれに配置されている大型のステレオスピーカーが生み出すヴァーチャルサラウンドにより、ゲームプレイ時の没入感を高めることが謳われています。
なおAcerによると、このPredator 8は、北米市場において11月6日より「300ドル(約3万6千円)」で販売が開始される予定とのこと。将来的にはより多くの市場でも発売されることとなり、販売価格はヨーロッパ市場においては「349ユーロ(約4万7000円)」、中国市場では「2499人民元(4万7000円)」に設定されることが明らかにされました。
また今回、Acerは新型のゲーマー向けスマートフォンとなる「Predator 6」も同時に発表。残念ながら発売時期などに関する詳細についてはあまり多くは語られませんでしたが、一部のスペック情報が開示されています。
SoC | MediaTek 64-bit デカコア Helio X20 |
RAM | 4GB |
メインカメラ | 2100万画素 |
その他 | 触角フィードバック機能 ステレオスピーカー × 4 |
ディスプレイのスペックは不明となりますが、Predator 6という名称から察するに “6.0インチ前後” の液晶パネルが搭載されているものと推察されます。
また、Predator 8の大きな特徴でもある触角フィードバックとヴァーチャルサラウンドによるゲームへの高い没入感は、Predator 6においても体感することが可能となるようです。
なお、先日開催された年次カンファレンスにおいてゲーミング事業への本格的な進出を宣言したAcerですが、上記2製品以外にも多くのゲーマー向け製品の投入を今秋にも計画していることを今回発表しており、Predator 6も年内に発売されることになるかもしれません。