2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が3日に行われ、日本代表はカンボジア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任以来、公式戦では5試合目で初勝利となった。
試合後、会見に応じたハリルホジッチ監督は、先発したマインツ所属のFW武藤嘉紀とドルトムント所属のMF香川真司について言及した。
同監督は、無得点に終わった武藤に関して、「彼こそ活躍してほしかった」と期待を寄せていたことを明かすと、「動き出しが早すぎて前に行き過ぎたり、遅すぎたりしたが、バリエーションはかなりあったし、それは満足している」と、課題を指摘するも及第点だとコメント。
1ゴールを決めるも、決定機でミスをした香川には、「ゴール前でもう少し冷静さをもってほしかった。もう少しの正確さで得点が入ったと思う。まだ足りない。でも改善するし、そこは楽観的に考えている」と苦言を呈しつつ、今後に期待をしている。
そしてチーム全体について、「何人かには満足しているが、何人かには満足していない。私は勝ったので満足しているが、もっともっと得点は取れた。批判ではなく、気づきです」とコメントすると、「我々に厳しい要求を続けてください」と日本代表に対して厳しい評価を求めた。
日本代表は、8日にイランの首都テヘランにあるアザディ・スタジアムでアフガニスタン代表と対戦する。