SNSをどう使おうと自由ですが、他人から見ると「エッ!?」と思う行動をやらかしていることもあります。うっとうしいつぶやきや、理解できない交流の仕方など、嫌わる要因はいろいろあるかも。そこで今回は、働く女性たちが思う、イヤ～なSNSの使い方を調査しました。
■他人が見てもつまらない自分ネタ
・「芸能人でもないのに自撮りがやたらと多い」（31歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）
・「自己アピールがウザい」（30歳／ソフトウェア／技術職）
・「加工済みの自撮りを掲載してちやほやされている」（23歳／小売店／事務系専門職）
・「ナルシストみたいに自分の写真ばっかりアップする人。カワイイと言ってもらいたいんだろうけど見ていて不快」（33歳／医療・福祉／専門職）
・「自撮りに全力を入れている人」（33歳／印刷・紙パルプ／クリエイティブ職）
・「芸能人でもないのに、ネイルのアップをやたらあげてくる」（32歳／医療・福祉／専門職）
とにかく他人にかまってほしいのでしょうか、自撮り画像や自分をアピールする文章ばかりをアップする人がいます。こちらとしては、好きな芸能人でもない人の顔を見せられてもうれしくない……。まったく興味がわきません。
■常に色恋ネタばかり
・「男と一緒にいる写真ばかりをあげる女。幸せ自慢なのだろう」（24歳／食品・飲料／専門職）
・「男性目線を狙った内容をアップする」（27歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「やたら彼氏、旦那とのラブラブ度をアピールする女性。いつもモデルのようなポーズで写真に収まる女性」（32歳／その他／クリエイティブ職）
・「とにかく彼氏、旦那自慢しかしない人。自分がどれだけ愛されてるかを書いてる人は、本当は今の生活に満足してないんじゃないかと思う」（31歳／建設・土木／事務系専門職）
本人は他人から羨望（せんぼう）を浴びたくて、ひっきりなしに投稿するのでしょう。アタマの中が恋愛一色なのだと思いますが、実は大してうらやましいとは思いません。「その彼氏のいったい、どこがいいの？」と言いたくなる男性と付き合っている人でさえ、そんな傾向があったりして……。
■私はさみしいオンナじゃない!?
・「やたらパーティーをする」（29歳／食品・飲料／事務系専門職）
・「外食の写真など、『充実』しているアピールがすごい人」（29歳／その他）
・「○○を食べた、ブランドバッグを買ったなど微妙な自慢をする人」（30歳／機械・精密機器／事務系専門職）
・「毎日予定を詰め込んでアップするのに必死になっている」（28歳／医薬品・化粧品／事務系専門職）
何かのコンプレックスの裏返しでしょうか。「毎日が充実している」と、やたらアピールする女性がいます。こちらもうなずける内容ならまだしも、大して魅力的でない外食メニューや、ショッピングの戦利品を見せられても、ピンときません。どうせなら「石油王との豪奢な結婚生活」などを見せてほしいものです。
■ネットの世界ではやたらと強気
・「自分のテリトリー外ではおとなしく、テリトリー内ではホスト気分で仕切り屋」（25歳／情報・IT／技術職）
・「コメントがすごく上から目線な女性」（30歳／医療・福祉／専門職）
・「遠回しのモテ自慢、マウンティング」（31歳／その他）
・「こちらでやったことにたいして、いつも否定からはいる人」（33歳／学校・教育関連／事務系専門職）
普段は目立たないのに、ネット上ではエラそうな説教キャラに変貌する女性も。相手の上に立つことに味をしめるのか、コミュニティなどをつくって、教祖のように君臨したがるタイプもいます。ゲームの悪役キャラだと思って、ガマンしておきましょう。
どうでもいいつぶやきなどにイラつくことはありますが、目の前で文句を言われるなど直接的な被害をこうむることは少ないSNSの世界。SNSで嫌われる女性は、ようは「痛々しい」！ 同情的な目で見てしまうことも多々あります。本人はそれに気づかず、至って幸せそうですが……。
（中澤美紀子／OFFICE-SANGA）
※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数182件（22～34歳の働く女性）
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