ワコムは、手書きノートをデジタル化し、アイデアを編集・共有できるスマートフォリオ「Bamboo Spark」を10月に発売する。ひらめいたアイデアを「Bamboo Spark」に手書きで書きとめ、皆で発展させるためにデジタル化して共有することができるなど、新しいコンセプトの製品だ。
■紙の上のアイデアをクラウドに世界に共有
「Bamboo Spark」は紙の上に書いたアイデアを素早くデジタルインクで保存し、簡単に編集することができる“デジアナ文具”。手書きの気軽さと自由さに、デジタルインクとクラウドの利便性を融合させる次世代のデジタル文具ソリューションをコンセプトとした製品になる。
たとえば「Bamboo Spark」を使って、会議メモや授業のノート、部屋のレイアウトなど、ノートに書きとめた内容は、ボタンを押すだけで、クラウドに保存され、これらのアイデアを、友人や同僚と共有したり、デジタルインクやデジタルノートとして編集したりできる。アナログを簡単にデジタル化してクラウドやネット経由で世界中に送ることができる。
■簡単に使えるBamboo Spark
スマートフォリオ「Bamboo Spark」の使い方だが、まずは専用のスマートペンを利用して、A5サイズのノートにアイデアを自由に書きとめる。
「Bamboo Spark」本体にはワコム独自の電磁誘導方式(EMR:Electro-Magnetic Resonance)のデジタイザーが搭載されており、専用スマートペンの紙の上のインクと同時に、高精度のデジタルインクデータを生成する。ペンの動きを追跡し、リアルタイムでデジタルインクデータを生成する。こうしてできたデジタルインクデータは、簡単な操作でクラウド上に保管され、自由に共有や検索、編集が可能になる。
■端末とはBluetoothで接続
初めに「Bamboo Spark app」(専用管理ツール)をiOSまたはAndroid端末にダウンロード。次にアプリと「Bamboo Spark」をBluetoothでペアリング(同期)する。これだけで手書きのインクをデジタル保存する準備は完了。
手書きのメモやノートは「Bamboo Spark」中央にあるボタンを押すだけですべてアプリ上に保存される。オフラインでもノート100枚分まで「Bamboo Spark」にデータ保存が可能だ。ノートは「Bamboo Spark app」上で編集、またはノートアプリ「Bamboo Paper」やEvernote、Dropboxなどのクラウドにエクスポートできる。
ボタン一つでデジタルインク化
また無償で利用できる「Wacom Cloud」にアカウント登録してPCやMacなど、様々なデバイスからデータにアクセスすることも可能だ。
バッテリー内蔵で2.5時間のUSB充電で約8時間使用可能だ。また、専用スマートペンのインクは約3か月間使用可能。
スマートフォン、ペン、名刺、紙などが入れられるガジェットポケットつきモデル「Bamboo Spark, with gadget pocket」、スマートフォン、タブレット、ペン、紙などが入れられるタブレットスリーブつきモデル「Bamboo Spark, with tablet sleeve」、iPad Air 2専用モデル「Bamboo Spark, with snap-fit for iPad Air」から選択できる。なお、iPad Air 2専用モデルはワコムストアのみの取り扱いとなる点に注意。
■製品概要
製品名:Bamboo Spark
価格:オープンプライス
ワコムストア参考価格:17,800円(税別)
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