チリ代表離脱のビダル、またも酒のトラブルか…指揮官「最後のチャンス」

チリ代表MFビダル [写真]=LatinContent/Getty Images
サッカーキング

 バイエルンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、またも飲酒によるトラブルを起こしたようだ。4日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 今年6月、コパ・アメリカ2015の大会期間中に飲酒運転による自動車事故を起こしたビダル。その後涙を流しながら謝罪会見を行い代表チームへの帯同を許可されると、母国の初優勝に貢献するプレーを見せていた。

 しかし同紙によると、6日にパラグアイ代表との国際親善試合を戦うチリ代表に招集されていたビダルは、2日の練習に酒に酔った状態で現れたという。そして、チームを率いるホルヘ・サンパオリ監督は同選手が練習に参加することを許さず、帰宅を命じたようだ。

 前回の事故の時にはビダルをチームに留めたサンパオリ監督だが、今回は同選手がチームを離れる際、「これが最後のチャンスだぞ」と言い放ったと伝えられている。

 なお、チリサッカー協会は同選手の代表離脱について「個人的な問題」と説明している。