漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」「ピューと吹く!ジャガー」などの作家うすた京介の新連載開始と画業20周年を記念して、「少年ジャンプ+」アプリの24時間ジャック企画がスタート。企画の一環でうすたは、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」「ONE PIECE」「BLEACH」などを含めた24作品のイラストを自身の作風(?)で描き下ろしている。
テレビアニメ化もされた「すごいよ!!マサルさん」で独特の描写や言語センスを見せ、「週刊少年ジャンプ」で10年間連載が続いたヒット作「ピューと吹く!ジャガー」を生み出したうすた。写実的な絵から幼稚園児のお絵描きのような絵まで振り幅が大きい画風で人気を博しているが、今回の絵では後者のエッセンスが十分に盛り込まれてしまったよう。イラストは、左腕が太すぎるルフィ(「ONE PIECE」)や、妙にあごのとがった黒崎一護(「BLEACH」)、点で表された顔が怖いドイツと日本(「ヘタリア World☆Stars」)など、思わず「利き手の反対の手か、パソコンのマウスを使ってペイントで描いたのだろうか?」という疑問が浮かんでくるクオリティーに仕上がっている。
うすたの新作「フードファイタータベル」は、「少年ジャンプ+」に毎週土曜に週刊で連載。同アプリのオリジナル連載作品、復刻連載作品のトップ画面のイラストが“うすた化”されるジャック企画は、9月6日の午前7時59分まで続く予定。(編集部・井本早紀)