3日付のイギリス紙『デイリー・メール』は、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターの補強について分析した。
第4節まで終了した現在、無敗でプレミアリーグ3位につけているレスター。昨年1月にル・アーブルから移籍してきたアルジェリア代表MFリヤド・マーレズは8月の最優秀選手賞の有力候補とされ、2012年にフットボールリーグ1(イングランド3部)のフリートウッド・タウンから同リーグ史上最高額の100万ポンド(約1億8000万円)で獲得したFWジェイミー・ヴァーディは好調を維持してイングランド代表に再び選出された。今夏マインツから加入し、第2節のウェストハム戦で得点を挙げた岡崎も各メディアから高い評価を得ている。
レスターの選手獲得においては、アシスタント・マネージャーを務めるスティーブ・ウォルシュ氏が重要な役割を担っていると、同紙は伝えている。ウォルシュ氏は様々な映像やデータを駆使し、候補に挙がった選手の獲得を最終的に決定しているという。
現在50歳の同氏は16年間チェルシーで働いていたという経歴を持つ。2004年から2007年までジョゼ・モウリーニョ監督が同チームを率いていた時には、欧州スカウトとしてFWディディエ・ドログバやMFマイケル・エッシェンの獲得に貢献していた。
また、岡崎獲得に関してはレスターのオーナーを務めるタイ人実業家のヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏の後押しもあったようだ。スリヴァッダナプラバ氏は岡崎の運動量、ボールをキープする力、複数のポジションでプレーできる能力を高く評価していた模様。
13日に行われるプレミアリーグ第5節で、レスターはアストン・ヴィラと対戦する。