技術のトレードオフ。
iPhone 6に採用されている、インセル方式タッチパネル。部品を薄く軽くできるというメリットがある一方、製造の難易度が上がるというデメリットもあります。実は、アップルが2016年のiPhone 7でこのインセル方式タッチパネルをやめるという情報があるんです。
台湾紙のDigiTimesによると、今年登場するiPhone 6sではインセル方式タッチパネルが採用されるものの、iPhone 7では「薄膜G/G方式タッチパネル」が採用されるんだそうです。部品メーカーはすでにこの薄膜G/G方式タッチパネルのサンプルをアップルやコーニングに配送しており、また日本の旭硝子もガラス部品のサンプルを提出しているとのこと。
製造が安易なG/Gタッチパネルなら、ベゼルフリーなスマートフォンをより簡単に実現することができ、4K解像度のような超高解像度の実現も容易になるんだとか。
そういえば、IFAではソニーが4K解像度ディスプレイを搭載したXperia Z5 Premiumを発表したばかり。4K解像度ディスプレイを搭載したiPhoneが出るなら、そっちもぜひ見てみたいですね!
source: DigiTimes
(塚本直樹)