米軍キャンプ・シュワブのゲート前で行われた「工事の再開を許さない県民集会」で気勢を上げる参加者=5日午後、沖縄県名護市
共同通信社

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する市民らは5日、移設予定地近くの米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「工事の再開を許さない県民集会」を開き、約3800人(主催者発表)が集まった。参加者は「新基地はいらない。美ら海守れ」と声を上げた。

 名護市の稲嶺進市長は、政府と県が移設に関する集中協議のため、埋め立てに向けた作業を中断していることに触れ「1カ月間、止めることができるなら、これからも可能だ」と移設阻止に向けた決意を表明した。