uSwitchは4日(現地時間)、9月9日の正式発表への期待が高まる12.9インチ「iPad Pro」(過去記事)の3Dレンダリング映像が新たにリークしたことを伝えています。
それぞれ「2014年12月」と「2015年6月」時点の3D CADデータに基づいて作成されている
この映像は情報の精度に定評のある情報筋@OnLeaks氏を通じてリークされたものであり、米アップルがスマートフォンのアクセサリーメーカーに対して提供した寸法情報を基にして作成された3Dレンダリング映像とされています。uSwitchと@OnLeaksによる製品レンダリング映像のリークはこれが最初のことではなく、以前にはNexusスマートフォンが登場しています。(過去記事[1]、[2])。
なお、今回公開された映像の中には2種類のiPad Proの存在を認められますが、それぞれ異なる時期に提供された2種類の3D CADデータを基にしてされたものとなり、両者の間にはボリュームキーやマイク、ヘッドフォンジャックの配置などの細部においてその違いを見出すことができます。
外形寸法においても両者は異なっており、2014年12月版の3D CADデータの外形寸法が305.7(W) × 222.6(D) × 7.2(H) mmであるのに対し、2015年6月版の方は305.7(W) × 222.8(D) × 8.0(H) mmと、後者の方がより厚みを増したデザインとなっている模様。
スピーカーの形状や配置など、細かな差異を見出すことができる
また、iPad Proには新開発のスタイラスペンが用意される見込みとされていますが(過去記事)、今回「Galaxy Note」シリーズなどに見られるような “スタイラスペンを収納するためのスリット” の存在は確認されませんでした。しかし既に指摘される新型スタイラスペンが別売りになるという指摘が事実ならば、本体側に収納スペースが用意されないことにも合点がいくように思われます。
現時点では今回の3Dレンダリング映像の真贋は定かではないものの、リーク実績に富む@OnLeaks氏が情報源であるという事実に期待を寄せつつ、9月9日のスペシャルイベントに注目したいところです。