Phone Arenaは4日(現地時間)、「Xperia Z5」シリーズに新たに実装された指紋認証センサーの性能が良好であることを伝えています。
Phone Arenaは今回、IFA 2015の会場に展示されていた「Xperia Z5 Compact」の実機による指紋認証機能の挙動確認を行う様子を収めた映像を公開しました。なお、同時に発表された3機種の中からXperia Z5 Compactが選ばれた理由は、“電源ボタンが最も小さく、指紋を読み取れる範囲が最も狭かったため” とのことです。
また、他の指紋認証センサー搭載端末と同様に、認証機能を利用するにあたっては使用者の指紋登録作業が必要となるほか、指紋の読み取り方式も「Galaxy S5」などに実装されるスライド方式ではなく「タッチ方式」となっていますが、実演デモ映像を見る限りでは、指紋認証およびロック解除の速度と精度ともに十二分に実用レベルにあるように見受けられます。
指紋認証機能と0.03秒の高速合焦を実現する「ハイブリッドオートフォーカス(AF)」の実装に加え、ヒートパイプ追加による冷却性能の向上や動画撮影機能の改善も実現されていることが判明しており(過去記事[1]、[2])、Xperia Z5シリーズの総合的な完成度には期待してもいいのかもしれません。
なお、Xperia Z5およびZ5 Compactは10月から、Xperia Z5 Premiumについては11月より海外向けモデルの販売が開始される予定です。