9to5Googleは4日(現地時間)、米グーグルの独自モバイル決済システム「Android Pay」の提供開始時期を示唆する有力な情報が、新たにリークされたことを伝えています。
冒頭部に「グーグルがAndroid Payを9月16日にリリースする」と明記されている
9to5Googleによると、新たにリークされた米Verizonの内部資料の中に、Android Payが9月16日にサービスインを迎える予定であることが明記されていたとのこと。さらにリークされた画像を見る限りでは、Android Payは提供開始された時点で米国内の150万箇所以上において利用可能になる模様です。
先日には米国のマクドナルド店舗の内部資料を通じて8月26日より利用可能になる可能性が示唆されていましたが(過去記事)、結局現在に至るまでAndroid Payはサービスインすることはありませんでした。
同じく今月中に米国市場でサービスインを迎える予定の「Samsung Pay」(過去記事)と比較すると、Android Payはより多様な機種で利用が可能という明確な利点がありますが、それは裏を返せば、「指紋認証センサー」や最新のアンチマルウェアソフトなどのセキュリティ対策が不十分な端末でも利用可能になる可能性があるということでもあります。
しかしながら、Android Payが「Android 6.0 Marshmallow」で実装される最新機能であることを思えば、結局は一部の比較的新しい機種および今後登場する最新端末においてのみ利用可能になることが予測され、セキュリティ面に関してはあまり心配する必要はないのかもしれません。