ホビーメーカー・ファインモールドによって、第二次世界大戦中の大日本帝国陸軍が開発していた幻の超重戦車「オイ車」のプラモデル化が発表されました。
日本軍が開発した戦車の中でも最大級の大きさと頑丈な装甲、そして武装は主砲に105mm加農砲(カノン砲)、副砲として47mm戦車砲2基が搭載された多砲塔戦車で、日本戦車らしからぬスパルタンなシルエット特徴。
今回は1/72スケールでの立体化となり、発売時期は2015年11月下旬を予定しており、価格は4,000円(税抜)となっています。
現存している部品は若獅子神社へ献納されている履帯の一部のみで、具体的な資料もほとんどが失われており、果たしてどんな車両だったのかは諸説入り乱れているのが実際のところ。
今回の発表にあわせて、ファインモールドは「当社が独自に入手した実車資料を基にし、形状のみならず開発の経緯まで明らかにします」と特設ページにコメントを掲載しており、これはちょっとワクワク感がすごいことになりましたよ!プラモデルとしてリリースされるなどは予想すらしていませんでしたからね!
■Wargaming社のアプローチで人気ゲーム「World of Tanks」にも搭乗ちなみに、PC向けオンラインゲーム「World of Tanks」の開発元・ウォーゲーミング社が、ファインモールド社が資料を保持していることを知り、ゲーム内への実装を目指して猛烈なアプローチをかけたそうで、9月3日に実施されたアップデートでゲーム内にも「超重戦車 オイ車」が実装されることに。
ファインモールド社との「WoT」コラボプラモデルの開発も発表されており、今後の展開にも目が離せないですね。
ゲームの中で思う存分にオイ車を走り回らせ、そしてプラモデルが発売されたら「私の搭乗しているオイ車」を作るという楽しみ方、いかがですか!