ソニーは7日(日本時間)、最薄部の厚みにおいて “世界最薄” を達成する4K液晶テレビ「BRAVIA X9000C」シリーズを、10月24日より販売開始することを発表しました。
最新の4K(3840×2160)「トリルミナス ディスプレイ」を搭載
今年1月に米ラスベガスにおいて開催された「CES 2015」において発表されたX9000Cシリーズには、液晶ディスプレイに搭載される「導光板(=画面エッジに配置したLEDバックライトの光を液晶パネルの裏側全体に導くための光学部品)」に通常使用されるアクリル板よりも遥かに高い強度を誇る新開発のガラス板を採用。
さらに、ソニーがこれまでに培ってきた製造技術と特許構造によってべゼルや内部シャーシなどの機能を融合させ、大幅な薄型化とべゼルの狭額化を実現したとのことです。
従来以上に壁との一体感がある壁掛けスタイルを実現
また、本体上部に排熱口を設けたことより壁に密着した状態でも効果的なエアフローが実現され、専用の壁掛けユニットを利用することで、まるで映像が壁から浮かび上がるような一体感のある壁掛けスタイルを楽しむことが可能になったとしています。
さらに、独自開発の4K高画質プロセッサ「X1」により様々な4K放送および4K配信をより高画質で視聴することに加え、4K対応超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を活用して様々な映像ソースを “4K画質相当” にまで高画質化することを実現。独自の高音質化技術「DSEE」により圧縮された音源をCD以上の音質にアップスケーリングすることも可能になりました。
最薄部の厚みはわずか「4.9mm」に
そのほか、新たに「Android TV」機能が実装され、YouTubeなどのコンテンツサービスへのアクセスや音声検索、スマートフォンなどとの連携機能が強化されており、利便性も大幅に向上しています。
なお、55インチモデルおよび65インチモデルの予約受付は本日より開始され、10月24日よりオープン価格にて販売が開始される予定となりますが、CES 2015で発表された75インチモデルについての情報は開示されませんでした。
[ソニー]