八田鮎子の描く大ヒット少女マンガ『オオカミ少女と黒王子』の実写映画化が決定した。主演は二階堂ふみと山崎賢人、監督は『ストロボ・エッジ』と『娚の一生』の廣木隆一が務める。
【大きい画像を見る】『オオカミ少女と黒王子』(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
2016年5月にワーナー・ブラザース映画配給で全国公開となる。原作に加えてテレビアニメ化でも人気を呼んだ作品だけに、映画でも話題を呼びそうだ。
『オオカミ少女と黒王子』に登場するのはちょっと個性的な高校生たち。見栄っ張りの篠原エリカ(二階堂ふみ)は、恋愛経験ゼロなのに彼氏がいフリをする毎日を続けている。それが友達にばれそうになった時、街で見かけたイケメンの佐田恭也を自分の彼氏として紹介。
ところが恭也は、同じ学校に通う人気者だった。恭也はエリカの彼氏のフリをすることを承諾するが、実は見た目の王子さまっぷりと裏腹に超ドSの「黒王子」だった。偽装カップルの行方はどうなるのか?原作は「別冊マーガレット」(集英社)に2011年から連載されるヒットマンガ、単行本の累計発行部数420万部を突破するほどだ。2014年にはテレビアニメ化もされこちらも人気を博した。
そんな作品を一体どう実写映画のするのか興味は尽きない。映画の鍵を握るのは、まず登場人物たちを演じる役者陣だろう。これに強力な主演キャストが決まっている。
エリカ役の二階堂ふみは、第36回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞、そして『私の男』『渇き』などに出演する。若手ながら難役に挑む演技に定評がある。
一方佐田恭也役を演じる山崎賢人は、テレビドラマ『デスノート』L役で注目を浴びる。『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』『四月は君の嘘』など話題作への出演が続く。そして監督にも期待がかかる。『ストロボ・エッジ』『娚の一生』など少女マンガ映画化に定評のある廣木隆一が起用された。撮影は2015年12月からスタート、年明け1月まで続く。2016年初夏の話題の映画となりそうだ。
『オオカミ少女と黒王子』
原作: 八田鮎子作「オオカミ少女と黒王子」(集英社『別冊マーガレット』連載)
キャスト: 二階堂ふみ、山崎賢人
監督: 廣木隆一
公式サイト:ookamishojo-movie.jp 原作者、主演、監督のコメントは次ページ
篠原エリカ役 二階堂ふみ
「恋に恋して嘘をついた女の子を演じる事にとてもワクワクしています。原作のトキメキをスクリーンでもお届けできるよう頑張ります。」佐田恭也役 山崎賢人
「少女マンガのキャラクターでこんなにも人を犬のように扱う男はあまりないと思うので、僕の中のドS部分を最大限に引き出し、佐田恭也を演じ切りたいと思います。
デビュー作以来の二階堂ふみさんとの共演が今からとても楽しみです。」廣木隆一監督
「少女漫画から映画に興味を持ってもらえるような広い世代に愛される作品にしたいと思います。主演、2人のコラボレーションも楽しみです」原作・八田鮎子先生
「『オオカミ少女と黒王子』を実写映画化していただけるとのことで、大変ありがたく思います。漫画とまた違った新しい魅力を私自身も楽しみたいし、楽しんでもらいたいです。」『オオカミ少女と黒王子』
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会【ほかの画像を見る】『オオカミ少女と黒王子』(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会