9月2日から開催されている第72回ヴェネチア国際映画祭もいよいよ後半に突入。今年はクラシックなハリウッド調のエレガントでドラマチックなドレスが多いと評判のレッドカーペットで、人々を魅了した前半のベストドレスを複数のサイトが特集している。
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フランス版ヴォーグ誌のサイトは前半のベストとして、アンバー・ハードが着ていたアレキサンダーマックイーンのロマンティックな花柄のドレス、アリシア・ヴィキャンデルの白地に黒の刺繍が施されたカスタム・メードのルイ・ヴィトンのドレス、ダコタ・ジョンソンが着ていたマークジェイコブスのオフショルダーの黒いドレス、ティルダ・スウィントン着用のスカート部分がフィッシュテールになった淡いイエローのドレスの4着を選んだ。
一方、英紙テレグラフのサイトが前半のベストドレッサーと書いているのはダイアン・クルーガー。『エベレスト3D』のプレミアで着ていた白地にシルバーのデコラティブな飾りのついたプラダのケープ付きドレスのゴージャスさや、同作のフォトコールで着用したセーラー風の襟の花柄のミニドレスのキュートさが評価されている。
また、英国版コスモポリタン誌のサイトはクリステン・スチュワートの裾がアシメトリーになった淡いパープルのレースのシャネルのドレスを高く評価し、「ファッション的には、今年のヴェネチアのクリステンは圧倒的」と書いている。
また、同サイトはダコタ・ジョンソンのシンプルなピンクのプラダのドレスもベストの一枚に選んでおり、「ピンクのドレスも彼女が着るとこんなにクールに見える」と称賛している。【UK在住/ブレイディみかこ】