日本代表FW本田圭佑の所属するミランのFWマリオ・バロテッリが、免許停止処分を受けることが明らかになっている。イタリアメディア『ANSA』が8日に報じた。
同選手は先日、地元ブレシアの自宅へ戻る際にスピード違反で検挙されていた。自慢のランボルギーニで制限速度50キロメートルの道路を90キロメートルで走行した模様となっている。
同メディアによると、バロテッリの処分は1年間の免許停止に決定したという。
なお、今夏バロテッリを獲得したミランは同選手に対して厳しい規則を設けたことが報じられていたが、加入後わずか12日で起きた今回の不祥事に関しては処分を見送るようだ。この件に関してクラブ側が同選手を罰することはないと、イタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』が伝えている。
現在25歳のバロテッリはインテルに在籍していた2007年に17歳でセリエAデビュー。2010年夏にはマンチェスター・Cへ移籍した。プレミアリーグ優勝を経験するなどしたが、私生活や指揮官であったロベルト・マンチーニ監督とのトラブルが絶えず、2013年冬の移籍市場でミランに加入した。ミランでは1年半プレーし、2014-15シーズンはリヴァプールへ移籍。しかし、チームにフィットすることができずに今シーズンは事実上構想外となり、先月27日にミラン復帰が発表されていた。