G for Gamesは8日(現地時間)、米クアルコムが2016年上半期中の登場を予告する次世代高性能SoC「Snapdragon 820」に関する興味深い情報が、公式に明らかにされたことを伝えています。
フランク・メン氏
G for Gamesによると、クアルコム中国法人の代表取締役を務めるフランク・メン氏によって、現在各メーカーによって開発が進められているSnapdragon 820搭載端末の数は30機種にも達していることが明言されたとのことです。
既に先日にも、韓国サムスンが「Galaxy S7」にSnapdragon 820を搭載するための研究開発を進めていると伝えられていましたが(過去記事)、今回のメン氏の発言により、同社以外にも多くの企業からSnapdragon 820搭載端末の発表が計画されていることが判明しました。
なお今回、具体的な機種および企業名については一切言及されていませんが、これまでに「Snapdragon 810」を搭載した端末を発売しているソニーや韓国LG、台湾HTCや中国Xiaomiなどはその “筆頭候補” に挙げられるのではないでしょうか。
また、来る10月中にも各種性能が向上した最新サンプルチップ「V3.X」の提供が開始される見込みとされており(過去記事)、今回メン氏によって示された数字は、今後さらに増加することになりそうです。
[Weibo via G for Games]