本日未明に発表されたばかりの新型「Apple TV」ですが(過去記事)、米アップルが発表後に公開した開発者向けのテキストから、2GBのRAMが搭載されていることが判明しました。
新型Apple TVに搭載されているA8プロセッサは、昨年発売された「iPhone 6 / 6 Plus」にも搭載されていましたが、そのRAMは1GBとなっていました。しかしながら、今回搭載されたA8チップは、RAMを2倍に増量したものになっています。
Apple TVはアプリにも対応し、複雑なテレビゲームや膨大なコンテンツの処理など、従来よりも重たい作業を必要とすることが予測されるため、RAMを2GBに増量したのかもしれません。
同日に発表された「iPhone 6s」シリーズには、A9プロセッサが搭載されていますが(過去記事)、こちらのRAM容量は不明となっており、事前に伝えられていた情報では2GBに増量することが有力視されていました。
今回の発表では、iPhone、iPad、Apple TVでユニバーサルなアプリが登場することが明らかにされており、どのデバイスからでも共通のアプリを続きから楽しむことができるといいます。
新型Apple TVや現行「iPad Air 2」には2GB RAMが搭載されているため、もしiPhone 6sシリーズが1GB RAMであった場合、iPhone 6sのマシンスペックに合わせたユニバーサルアプリを開発しなければならなくなります。したがって、iPhone 6sにも2GB RAMが搭載されているとみるのが、自然な流れといったようにも感じます。
もっとも、アップルが公開していない限り本当のRAM容量は不明なままですが、発売直後には例年通り解体されることが予想され、遅くとも9月末には明らかになっているはずです。
[Apple via iDownloadBlog]