ものすごいクオリティーです。
iPad Proのデモでは、マイクロソフトやアドビのデモに加えて3D4Medicalの解剖アプリ「Complete Anatomy」が紹介されました。3D4Medicalはこれまでも医療従事者向けに解剖アプリを作っていて今回はiPad ProとApple Pencilに合わせて開発したとのこと。一体何ができてどんなインパクトがあるのか一緒に見ていきましょう。
Complete Anatomyは名前の通り、人体がそのままごっそりiPadに入っていて11の人体の臓器、9000の構造を自由に組み合わせて3Dで見ることができます。特徴的なのが細かい立体カットでデモでは実際の手術のメスのようにスパスパっと筋肉が切られていました。
医師が患者さんをみるときにiPad Proを操作しながら説明すればとてもよく伝わりそうですね。これは確かに今までの指の操作じゃできなかったかも。
また切るだけでもなくゴツゴツと骨が出るような表現も筆圧によって描かれていました。解剖アプリ以外にもクリエイター向けの微妙なタッチの表現に向いていそうです。
またアニメーションも立体であらゆる方向から見ることができます。うごく人体模型ですね。
流したい動脈と静脈を選んで血流をシミュレーションしています。iPad Proの大画面で見ると実寸台なみで迫力ありそうです。
切って書き込んでラベルをつけた解剖図は他の医療従事者や患者さんと共有できます。医師同士の説明や学生に教育するときに便利そうです。iPad Proの12インチもの大画面とApple Pencilの繊細な筆圧を惜しみなく使っているアプリですね。ここまで盛り沢山の機能でなんでもできるiPadPro、本当にPro使用で恐るべし。デザイナー界隈や教育現場で盛り上がるといいな。
source: 3D4Medical
(ケンタロー)