東京個別指導学院はこのほど、「新学期」をテーマにしたアンケート調査の結果を発表した。調査は中学生・高校生の子どもを持つ母親を対象に8月11日~17日、インターネット上で行い、300人からの回答を得た。
「あなたの子どもは今年の夏休み中に自主学習に取り組んでいましたか」と聞いたところ、60.0%の母親が「取り組んでいる」と回答した。
一方、61.0%の母親が「夏休みボケ」について「実在すると思う」と答えている。また「あなたが思う夏休みボケの症状をいくつでもあげてください」という質問では「集中力がない(59.0%)」「夜更かししがち(59%)」が同率の1位。次いで「やる気がない(55.2%)」「寝坊しがち(52.5%)」「常にぼーっとしている(31.7%)」と続いた。
半数以上の母親が夏休みボケがあると感じているという結果が出る中、新学期が始まる子どもに対しての不安は「生活リズムの乱れ(61.7%)」がトップになった。同社では「授業がない開放感から、つい夜更かししがちな夏休みの生活スタイルを新学期まで引きずってしまうことが多いのではないか」としている。
また夏休み中にどのように過ごしてきたかがわかるため、ランクインしたのではないかと同社が分析しているのが2位の「夏休み明けのテスト(46.7%)」。次いで「終わらない夏休みの課題(38.3%)」「勉強の集中力が続かない(38.3%)」「勉強のやる気がでない(35.3%)」が上位に入っている。