「ここのところ寝る時間がなくてさぁ」などとハードワークを自慢されたら、たとえ相手が愛する彼氏であっても「ウザい…」と感じてしまうもの。とはいえ対応を誤ると、険悪な空気を招いてしまうかもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身男性293名に聞いたアンケートを参考に「『寝てない自慢をする彼氏』を無駄に怒らせるNGワード」をご紹介します。
【1】「要領が悪いんじゃないの?」と能力を疑う
「頑張っている人に対する言葉じゃないでしょ(怒)」(20代男性)というように、「帰りが遅い=デキない」と決めつけては、彼氏が怒るのも仕方がないかもしれません。「定時でビシッと帰る人もカッコいいと思うよ」などと表現を和らげたほうがいいでしょう。
【2】「そんだけ働いていくらもらえるの?」と収入の低さを揶揄する
「大事なのはお金じゃねぇんだよ!って思います」(20代男性)というように、労働量が報酬に見合わないからといって、それをわざわざ指摘するのも、ムッとされてしまいそうです。「お金はあとからついてくるよ」などと遠回しに現実に目を向けさせると、マシな待遇の会社への転職を検討してくれるかもしれません。
【3】「仕事ばっかりで楽しいの?」と人生観を否定する
「人の人生をつまらないと決めつけないでほしいです」(20代男性)というように、仕事漬けの彼氏の生活を悪しざまに言うのは、思いやりに欠けるかもしれません。彼氏がいわゆる「仕事人間」なら、「落ち着いたら遊びに行こう」と控えめに声を掛けるくらいがちょうどいいでしょう。
【4】「私と仕事、どっちが大事なの?」と問い詰める
「仕事と彼女は比べられるものじゃない。彼女が自己中に見えてきました」(10代男性)というように、構ってもらえないからといって、愛情を推し量るような物言いをするのはまずそうです。仕事に嫉妬せず「私のことも忘れないでね」くらいの言い方に留めておきましょう。
【5】「会えなくてつまんないんだけど」と自分の気持ちを押し付ける
「そんな投げやりな言い方はないんじゃ…」(20代男性)というように、仕事に燃えている彼氏に、「つまらない」と冷や水をかけたら、恋愛感情まで冷えてしまうかもしれません。それなら「たまには相手してくれないとさみしいよ」などとかわいくアピールしたほうが心に届きそうです。
【6】「仕事人間の将来はさみしいよ」と未来を勝手に危惧する
「今を頑張っていない人に心配されたくない」(20代男性)というように、彼氏の人生を悲観するのは大きなお世話でしょう。「死ぬ間際、家族を大切にすればよかったと後悔する人、多いらしいよ」などとあくまで聞いた話という形で、やんわりと伝えてみてはいかがでしょうか。
【7】「ブラック企業なんじゃないの?」と職場をバッサリこき下ろす
「会社をディスるのは許せん」(20代男性)というように、非難の矛先を職場に向けるのも、逆鱗に触れるおそれがあります。彼氏が会社の愚痴を言わずに一生懸命取り組んでいるのであれば、あたたかく見守ってあげましょう。
【8】「会社はあなたが倒れてもなくならないよ」と彼氏の頑張りを軽んじる
「それが頑張る彼氏への言葉?」(20代男性)というように、「会社にとっては駒の一つ」であることをド直球で伝えてイラッとされるパターンです。むしろ「あなたがいなくなったら困るだろうね」などと言って、自分が退職したあとの職場をイメージさせると、現実を受け入れるようになるかもしれません。
【9】「寝たほうがはかどるんじゃ…」とあえて睡眠不足につっこみを入れる
「のんびり寝ているヤツに負けたくない!」(20代男性)というように、短時間睡眠に美学を感じている人に「しっかり寝ること」を推奨しても無意味のようです。彼氏が尊敬している人物が結構寝ているようなら、それを紹介してはいかがでしょうか。
ちょっと疑問に思うところがあっても、彼氏の頑張りを否定せず、「仕事よりも優先したくなる彼女」を目指しましょう。(外山武史)
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