ハードウェアでパーソナライズ! これは次世代といっていい!
低域から高域までフラットなサウンドのヘッドフォンがあったとしても、耳や頭蓋骨のカタチにサイズで音の印象は大きく変わります。イヤーパッド全体が肌に接触していなければ音漏れあるし周囲の音も入ってくるし。そういった身体からくる個人差がどーしてもでてきちゃう。
でもAKGの「N90Q」は違う。装着時、カップ内部の音をマイクが聞き取り、AKGが考える本来のピュアなトーンになるように音響特性を補正する「TruNote」という機能がついているんですよ。しかも頭内定位ではなく音場を前方に定位させるとのこと。開放型ヘッドフォンやスピーカーで聴いたときのようなサウンドステージにしてくれるみたい。
TruNoteにはアクティブノイズキャンセリング機能も含まれており、地下鉄駅のホームのような轟音とも言えるノイズが渦巻く場所でも、自分専用にフルセッティングしたリスニングルームになります。
同機は1499ドル(約18万円)とお高いけど、AKGはTruNoteを他のモデルにも使っていく様子。リーズナブルで折りたたみ型で持ち運びしやすいTruNote機を! ぜひに!
source:Harman International
(武者良太)