NMB48山本彩、4作ぶりセンター 選抜メンバーは少数精鋭9人 | ニコニコニュース

NMB48が劇場公演で山本彩センターの新曲を初披露(C)NMB48
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 アイドルグループNMB48が10日、大阪・難波のNMB48劇場で行われたチームN公演で、13枚目のシングル「Must be now」(10月7日発売)の選抜メンバー9人を発表。8月に声帯の手術を受けた山本彩(22)が4作ぶりにセンターに返り咲いた新曲を初披露した。

【写真】初選抜に涙する石田優美ら

 選抜メンバーは山本のほか、渡辺美優紀(21)、加藤夕夏(18)、西村愛華(17)、梅田彩佳(26)、日下このみ(19)、岸野里香(21)、石田優美(16)、木下春奈(17)の9人。NMB48としては過去最少人数で、近年の48グループとしても異例の少数精鋭となった。

 山本は声帯手術後初の劇場公演となったが、順調な回復ぶりをうかがわせ「すごいダンスナンバーで、ヘッドセットが完全に取れてしまったやん!」と息を切らしながらも、「9枚目のシングル『高嶺の林檎』以来、久しぶりにセンターをさせていただけるということで、プレッシャーもあるんですけど、そこは打ち克っていきたい」と気合十分。「まだまだ勝負をしていくことのできるグループだと思っていますし、期待をいい意味で裏切っていきたい」と抱負を語った。

 渡辺は「今回、直球のダンスナンバーということで、これぞしたかった感じ。ホントに私の好みで言うとナンバーワンなので」と言って山本を意外がらせると、「新しいNMB48を、たくさんの人に知ってもらって、新しい層のお客様にも興味を持ってもらえるように頑張っていきたいと思います」と新境地を切り拓くことを誓った。

 人数が絞り込まれるなか、加入4年で初の選抜入りを果たした石田は「選抜はすごい遠い存在だったんですけど、今こうして選抜メンバーとしてステージに立っていることが、すごくうれしくて、うれしくて」と涙。「4年間あきらめずに続けてきて、本当によかったなって心の底から思います。結果を出していきたいし、彩さんやみるきーさんに追いつけるように頑張っていきますので、私の成長を見守っていてください」と呼びかけた。

 このほか、木下が5thシングル「ヴァージニティー」(12年8月発売)、岸野が6thシングル「北川謙二」(同年11月発売)以来、3年ぶりに選抜復帰。ダイエット企画に挑戦中の岸野は「このダンスは1回踊ったら、5キロはやせるから」とダンスの激しさをアピールしていた。

 関係者は「既存のアイドル像、NMB48を打ち壊すスペシャルなダンスミュージックに仕上がった」と話し、「極限の難易度のダンスを、限られた時間で振り付けをシンクロさせることができた」と胸を張る。発売日直後の10月9日には結成5周年を迎えることから「さらに上のステージで活躍していくために現状に満足せずに、挑戦し続けていくグループでありたい」と力を込めた。