台湾DigiTimesは9日(現地時間)、21インチの4K(4096×2304)解像度ディスプレイを搭載した新型「iMac」が、9月初旬に生産を開始したと伝えています。
この情報は、台湾のサプライチェーン筋からのもので、第4四半期には140〜150万台の新型iMacが出荷されることになるとしています。
高解像度のiMacは、現行モデルでは27インチの5K(5120 × 2880)解像度が昨年登場しましたが、21.5インチモデルはフルHD(1920 × 1080)解像度のみとなっていました。
「OS X EI Capitan」のbeta版では、Macシリーズではまだ登場していない4K解像度ディスプレイのサポートを示す記述が見つかっており、恐らく高解像度の21.5インチiMacは、OS X EI Capitanを搭載して発売されることになりそうです。
先日伝えられた情報では、10月末に新型iMacが発表され、11月初めまでには出荷が開始されると伝えられていましたが(過去記事)、今秋は9月9日にあったスペシャルイベントを最後に新製品発表イベントは開催されないとの情報が伝えられています(過去記事)。9月9日の発表ではMacシリーズに関する情報が明かされることがなかったため、今秋発売される新型Macシリーズは “サイレントでの登場” になる可能性があります。
DigiTimesによると、新型iMacのデザインについてはほとんど変更がないとのことで、ディスプレイ以外は通常のスペックアップモデルとなりそうです。
iMacシリーズでは21.5インチモデルだけ空白だった高解像度モデルですが、今秋にやっとラインナップに加わるようです。
[DigiTimes via Apple Insider]