なんというタイミング。
今日はiPhone 6s/6s Plusの発表で世界中で大盛り上がりですが、日本ではアップルにまさかの逆風が吹いています。iPodのシンボルともいえる「クリックホイール」に関する特許訴訟で、アップルの敗訴が最高裁で確定したのです。
iPodは2001年に海外で、国内では2004年から販売が開始されました。一方、この特許を有する斎藤さんは1998年にクリックホイールの技術を開発。確かにiPodが存在する以前から、この技術は存在していたようです。
最高裁判所はアップルに対し、3億3000万円の支払いを命じています。もちろん最高裁の判決ですから、今後アップルが上告することもできません。3億3000万円も十分巨額ですが、もし斎藤さんがこの特許を世界的に出願していたらものすごい大金持ちになっていたかもしれませんね。
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source: 産経ニュース
(塚本直樹)