【上海共同】中国広東省の発展改革委員会は10日、日産自動車の中国合弁会社、東風日産が独占禁止法に違反したとして、同社に約1億2330万元(約23億円)の罰金を科したと発表した。広東省広州地区にある東風日産系の17の販売会社に対しても、独禁法違反で計1912万元の罰金を科した。

 広東省当局によると、東風日産は2012年から14年7月にかけて、広東省内の販売会社に対し、顧客に販売する際の価格を厳しく押しつけ、守らなかった販売会社を処罰したという。当局は昨年8月から調査を続けた結果、こうした行為が独禁法に違反すると認定した。

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