Phandroidは8日(現地時間)、台湾HTCが「Halfbeak(サヨリ)」という開発コードネームの「Android Wear」デバイスを開発している可能性を伝えています。
サヨリ(Halfbeak)
今回、Phandroidが過去にリークを的中させた実績を持つ情報筋から入手した情報によると、この新型スマートウォッチには「LG G Watch Urbane」や「Galaxy S2」と同様に真円形ディスプレイが搭載され、そのパネル解像度は360×360になる見込みとのことです。
なお、かつて米グーグルがAndroid Wearを正式発表した際に、HTCはそのパートナー企業の1つとして名が挙げられていたものの、今日に至るまで同社からAndroid Wearを採用したスマートウォッチは発売されていません。
画像は「HTC Grip」のもの
また、今年3月にはフィットネストラッキング機能に特化したスマートリストバンド「HTC Grip」が発表されましたが(過去記事)、OSにはAndroid Wearではなく「RTOS」が採用されていました。仮に今回の情報が事実ならば、HalfbeakはHTCとして初となるAndroid Wearデバイスということになります。
HTCが9月29日の開催を告知する新製品発表イベントにおいては “2機種のフラッグシップ級モデル” が登場する見込みとされており(過去記事)、そのうちの一方は「HTC Aero(HTC One A9)」(過去記事)になる可能性が有力視されていますが、もしかするともう一方がこの「Halfbeak」となるのかもしれません。
残念ながら今回、登場時期やスペックなどについては一切言及されておらず、続報に期待したいところです。
[Phandroid via Phone Arena]