とにかく上手に仕上げてほしい!「いい美容師さん」の見分け方 | ニコニコニュース

とにかく上手に仕上げてほしい!「いい美容師さん」の見分け方
ハウコレ

一度はやってみたい憧れのヘアスタイル。だけど、カットで失敗されたらどうしよう……そんな想いからその一歩を踏み出せないという方もいるはず。そこで今回は経験も技術もあるであろう「いい美容師さん」の見分け方を、知り合いのスタイリストさんにこっそり聞いてきました!


重さのあるヘアスタイルが得意

巻きやすさや軽さを重視した髪型が好きな女性も多いかと思いますが、巻きやすく、軽い髪形というのは「削ぎ」によって毛量を減らすことで実現するため、美容師さんにとっては「簡単なオーダー」なのだそう。逆に、重さやシルエットのある髪形はごまかしが効かないぶん、技術がないとできないカットだと言われています。もし上手な美容師さんを見分けたいのなら、「削ぎ」をあまり行わない、重さの残る髪型をオーダーすると良いでしょう。


カットが1時間以内で終わる

上手い美容師さんの絶対条件としてカットのスピードがあります。スピードが速い美容師さんはカットの工程が頭の中でイメージできているのだそう。切る前に既に頭の中で切り終わりのイメージ、手順が出来ているので手が止まることなくカットでき、そのぶんスピードも速くなるわけです。
ゆっくりでも丁寧で上手い美容師さんももちろんいますが、カット中に手が止まったり、ハサミを入れる間隔が遅いなどがあれば、まだ上手い美容師さんではない可能性があります。


カウンセリングが上手

美容師さんにとってカット同様に重要なのがカウンセリングです。カットがいくら上手くて質の高いスタイルを作れても、イメージと異なった仕上がりになればどうしても「下手な美容師さん」になってしまいますよね。
逆に言えばカットスタイルの引き出しは少なくても上手くカウンセリングをし、完成後のイメージをしっかりと持たせてくれる美容師さんであれば、もしそれが来店前までイメージしていた髪型と違くても納得できますし、その美容師さんの得意なカットですので満足のいく仕上がりになることも多いのではないでしょうか。


「ボブ」に定評がある

本当に上手い美容師さんを見つけたいならボブをカットしてもらうのが一番。それも一回ではなく何度も形の違ったボブをカットしてもらうのが良いのだとか。ボブは美容師さんにとって避けては通れないスタイルでもあり永遠の課題でもあります。
ボブはほんの少しずれてしまうだけで髪の毛が積み重なったときの厚みや、上下の左右の動きが変わってしまいますし、削ぎでのごまかしが効かないため、ボブに定評のある美容師さんはカットが上手な可能性が高いと言えるでしょう。


おわりに

とはいえ、上手さを見分けるためにボブを注文するのはとても勇気のいることですし、できることなら初回のカットで理想のヘアスタイルに仕上げてほしいですよね。そこで参考にしていただきたいのがネットの口コミです。美容室予約サイトなどにある口コミを参考に、上記のポイントをチェックすることで、「カットが上手な美容師さん」かどうか、ある程度見極めることができるでしょう。ぜひ失敗を恐れず、憧れの自分に近づく第一歩を踏み出してくださいね!

(大野えりか/ライター)