上司の家でパーティーは「拷問」か | ニコニコニュース

楽しく過ごせる部屋づくりを提案するIKEA※この画像はサイトのスクリーンショットです
web R25

9月8日、ツイッター上で家具販売店「IKEA」の広告コピーが話題となった。IKEAでは、8月27日より『IKEAカタログ 2016』を配布。同カタログのテーマは、「出かけるより、楽しいかも」で、様々なライフタイルに合わせた暮らしを提案し、これに合わせて様々なキャッチコピーがつけられた広告が展開されている。

【もっと大きな画像や図表を見る】

そして、その広告のキャッチコピーのひとつに、

「今週末は私の家でパーティーだ。


そんなことが言える上司に私はなりたい。
さあ、ダイニングを変えよう」

というものがあったようだ。部屋の模様替えをしたくなる気持ちを刺激するための呼びかけだが、これをあるツイッターユーザーが、キャッチコピーが写ったポスター写真とともに「マジ頼むからやめて」とつぶやいたところ、多くの共感を呼んだ。

「苦痛以外の何物でもないですね。いやむしろ拷問?」


「これ(編集註:ポスター)みた瞬間に、同じこと思いました」
「楽しいのは上司一人だけなんだよねえ…
ご家族は準備や後片付けの手間がかかるし、部下は行きたくなくても顔出さないとまずそうだから行かなきゃ行けないし、いいこと一つもない。
バーベキューならバーベキュー場でやったほうがいいし」

など、上司の自宅でのパーティーにNOを突きつける声が多数あがるほか、

「人間関係とかダイニングを変える以前の問題だろ。自分にとって尊敬できる上司のホームパーティーならいくら家がボロいとしても喜んで行くわ」

と、もし上司のホームパーティーがあったとしても行くか行かないかの判断はダイニングのスタイリングと関係ないとの意見も登場。ただ一方で、このコピーが大きな反響を呼んだことに対し、

「わざわざ過敏に反応する社畜があぶり出されとるなw」


「気持ちは理解できなくはないけど、社畜の抵抗ぶりを象徴している気が」

という冷静な声も。また、

「彼が部屋に来たいというのを断った。


実家から持ってきたちゃぶ台のせいで。
さあ、ダイニングを変えよう」

というキャッチコピーが書かれた同社広告の画像とともに、

「JR車内、IKEAの広告。とりあえず、実家のちゃぶ台をダサいと思うような男とはさっさと別れろ、とか思ってしまうのは俺だけか?」

と疑問を呈する投稿や、「タカシくんは家で誕生日パーティーなのに、どうして僕はファミレスなの? なんてのもあったな。IKEAの広告。ファミレス最高じゃん」というつぶやきが投稿されるなど、IKEAの広告コピーに反応する人が続出している。

批判とともに大きな注目を浴びたIKEAの広告。インテリアを見直すきっかけになっているかは不明だが、大きな宣伝になったことは間違いないだろう。


(花賀 太)

※当記事は2015年09月11日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。