宝くじ賞金10億円に、過去最高 年末ジャンボ
今冬に発売される年末ジャンボ宝くじの1等と前後賞を合わせた賞金額が過去最高の10億円に引き上げられることが11日、分かった。発売元の都道府県と政令指定都市でつくる全国自治宝くじ事務協議会が、同日までに総務省に申請、許可された。「ドリーム」や「サマー」なども含めたジャンボ宝くじのこれまでの最高額は7億円で、初めて10億円の大台に乗る。
宝くじの売り上げは、サッカーくじとの競合や若年層の宝くじ離れなどが影響して減少傾向が続いている。同協議会は、賞金アップで注目度を高め、販売増につなげたい考えだ。
年末ジャンボは1枚300円で、今年は11月25日から発売する。