か、かわいい!
3Dプリンターは、電子機器、その他工業製品だけにとどまらず、料理にまで革命をもたらすのか! もしかしたら、キッチンにある全ての器具の代わりに3Dプリンターさえあればお料理完了、なんて日が来るかもしれません。むしろ今までは家では簡単に作れなかったもの、例えばかわいいキャンディーだって作れるようになるかも?
というのも実は、カッチェスというドイツのお菓子メーカーが世界初のソフトグミキャンディーを作れる3Dプリンターを開発したんです。プリンターから絞り出されるのは溶けたプラスチックではなく、柔らかいカラフルなグミ。クマやミミズ、コーラの瓶の形をしたグミは以前からありましたが、この3Dプリンターではさらにいろんな種類の形を立体的にグミキャンディーにすることができます。
この3DプリンターはThe Magic Candy Factoryという何ともファンシーな名前で呼ばれていて、現在はベルリンのキャンディーストアに置いてあります。操作はiPadを通して行われ、お客さんがサンプルの中から形を1つを選ぶ(どれもかなり複雑)というシステム。色も7種類、フレーバーも10種類から選べるみたいです。
ちなみにお値段は6ドル(約710円)弱くらい。だいたい10分ほどで、子どもたちは自分でカスタマイズしたオリジナルキャンディーを作ることができます。しかもこのキャンディー、乳糖・グルテン・ゼラチンが入ってないんですって!
型の中に流し込んで作るキャンディーとは違うので、クマやミミズみたいなシンプルな形よりももっと複雑で細かいキャンディーができます。食べるのがもったいなく感じるかもしれませんが、量的にはクマ型グミの3〜4個分くらいはたっぷりありそうなので、他のおやつが入らないくらいお腹いっぱいに楽しめそうですよ。
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)