昨日のAppleのイベントでデベロッパたちの‘胸騒ぎ’がApple Watchで記録された | TechCrunch Japan

昨日(米国時間9/9)のAppleの”Hey Siri”イベントでデベロッパたちは、Tim Cookの登壇をすごく期待していたらしい。でもその後紹介された新しい機能や製品はそれぞれ、興奮の度合いにかなり差があった。

数名のデベロッパとベータテスターたちが昨日のイベント会場でApple Watchを装着し、その心臓モニタリングアプリCardiogramをトレーニングモードにセットした。結果は、どうだったか?

デベロッパたちがTim Cookの登壇(下図左端)の次にいちばん興奮したのは、Apple Pencilだったようだ(下図、右から4つ目)。でもそれ以外では、watchOSのローンチの日程(左から4つ目)とAirstripのデモ(左から2つ目)に関心が高かったことがわかる。そのことを示すデータが、下図だ。

Screen Shot 2015-09-10 at 7.32.35 PM

すべてのデータを見たい人は、Cardiogramのサイトへ行ってみよう。

このCardiogramアプリの開発に参加したUCSF Health eHeart StudyのBrandon Ballingerをチャットで取材した。

unnamed

彼はメールで、“CardiogramはApple WatchのHealthアプリのために心拍データを分析したり図表化したりする。ランニングやサイクリングのとき使うユーザが多い”、と言った。

Ballingerによると、このアプリの使命は、ユーザが自分の心臓の状態を常時チェックできるようにすることだ。

“Apple Watchを心臓のための警報信号として使うことができる。対策を要する状態や、治療を要する状態も、このアプリは検出できる。たとえば命にかかわるほどの不整脈も検出できるし、そのとき救急に連絡して大至急治療をしてもらうこともできる。脳卒中で救急病院へ運ばれてから不整脈が分かったのでは、遅いんだよ”。

Cardiogramは現在、App Storeにあり、近い将来、Android Wear用の非公開ベータが始まる。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa