aiko、『先輩と彼女』で4年ぶり映画主題歌! 原作者も感涙「最高のモテ歌」 | ニコニコニュース

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シンガーソングライター・aikoの新曲「合図」が、映画『先輩と彼女』(10月17日公開)の主題歌に起用されることが、このほど明らかになった。

原作は、漫画家・南波あつこ氏が2004年から2005年にかけて漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で連載した同名漫画。"片思い女子の永遠のバイブル"として人気を獲得し、全2巻の単行本は累計100万部を突破した。ヒロインは、「甘い恋」を夢見る高校1年生の都築りか(芳根京子)。思いを寄せる先輩・美野原圭吾(志尊淳)は、1つ年上の先輩・沖田葵(小島梨里杏)に恋をするという甘くて苦い青春の恋物語が描かれる。

aikoが映画主題歌を手がけるのは、『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年)以来、4年ぶり。初めて聴いた時の印象を、「ストーリーの主人公の感情と、曲がすごくリンクしているなと思いました」と振り返る志尊。「初恋を思い出すにはぴったりな恋愛ソングだと思います」と絶賛し、「切なさ、こころの叫びを歌を通してとても感じました」と感慨深げに語る。池田千尋監督も「映画の最後にaikoさんの歌声が響いたとき気持ちよく切ないその歌にグッと引きこまれながらエンドロールを見つめました」と本作と相性抜群の同曲に太鼓判を押す。

aikoの大ファンという原作者の南波氏は、「主題歌のことを聞いた時点で1回泣きました。そして実際にできあがった歌を聴いて再び泣きました!」とうれしい悲鳴を上げ、「特にサビの前の『一緒にいられるならどんな関係でもかまわないよ』のところは、歌詞もaikoさんの声もとてもかわいかったです。このフレーズはすべての片想い女子の胸を熱くするのではないでしょうか!」と大絶賛。「わたしが男性だったら、この曲を好きな女の子に歌われたら、たまらないと思います! 最高のモテ歌だと思います!」と同曲の魅力を熱弁した。

主題歌発表と合わせて公開された予告編では、りかが圭吾に「好きです!」と告白するシーンから始まる。続けて、圭吾が部長を務める"現代文化調査研究部"に勧誘するため、りかに壁ドンするシーンも収録。りかが圭吾の思い人・葵に思わずビンタしてしまう場面、まっすぐに思いをぶけつけるりかとずっと好きだった葵との間で揺れ動く、圭吾の切ない表情も映され、aikoの楽曲がそれらのみずみずしいシーンを彩る。

(C)「先輩と彼女」製作委員会 (C)南波あつこ/講談社