R・カルロス氏、ユーヴェのA・サンドロを高く評価「私の後継者」 | ニコニコニュース

A・サンドロ(左)を自身の後継者として認めたR・カルロス氏(右)[写真]=Getty Images
サッカーキング

 インド・スーパーリーグのデリー・ダイナモスで選手兼監督を務めることとなった元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏が11日付のイタリア紙『トゥットスポルト』によるインタビューに応え、今夏ポルトからユヴェントスへ移籍したブラジル代表DFアレックス・サンドロを自身の後継者として認めた。

 ブラジル代表としてワールドカップ制覇にも大きく貢献したR・カルロス氏は、「A・サンドロは私に似ている。これを続けることさえできれば、私の後継者になれるだろうね。ポルトとブラジル代表でプレーするところを何度か見た。彼は攻撃も守備もできるテクニカルで現代的なサイドバックだ」と、同選手を高く評価している。

 また、「ブラジル国内で私と彼は比較されている。正直言って、私も彼の中に少しだけ自分自身を見ている」と語ると、「確かに彼は私のようなシュートを撃たないが、あれはごく少数の人間しか持ってないものだ。アレックス・サンドロは私より正確なクロスを持っている」と、自身と同選手を比較した。

 そしてR・カルロス氏は、同選手が今夏ユヴェントスへ加入したことは成功だという考えを明かしている。

「A・サンドロはポルトで成長することができたが、ユヴェントスはより成長の助けになるクラブだろう。ユーヴェはミラン、インテル、レアル・マドリード、バルセロナと並んでブラジル国内で人気のあるクラブ。皆が試合をチェックしている。これらのクラブで上手くやることができたら、選手としての価値はもっと上昇するだろう」

 現在42歳の同氏は、2012年に選手兼コーチとして所属していたロシアのアンジ・マハチカラで現役を引退。その後はトルコのシヴァススポルとアクヒサル・ベレディイエスポルで指揮官を務め、今年7月にはデリー・ダイナモスの選手兼監督として10月から始まる新シーズンを戦うことが発表されている。