茨城県や宮城県などで発生した河川の氾濫ですが、海外でも大きく報じられております。とはいえ、このような洪水のニュースについてはそれほど特筆すべき点はないようなのですが、それ以上に注目度が高いのは「福島県」の福島第一原発に貯められている汚染水、そして除染に使われた黒い袋などが流出し、放射性物質が大量に垂れ流し状態となってしまったことだ。
今回の災害で逃げ遅れてしまった最大の原因はやはり多くの方が口をそろえていう「まさかこんなことになるとは」ということだ。
ただ、気象庁は大雨特別警報を出しており、より危険な地域には「避難指示」の情報をスマホなどにリアルタイムで発信していた。にもかかわず、避難する人は少なかった。
そもそも「避難勧告」「避難指示」の意味がわからず、どれほど危険が差し迫っているのかよくわからないという根本的な問題もあり、この点は今後の課題となりそうだ。
流出した汚染土
掲載元
(秒刊ライター:たまちゃん)