初野晴が原作を務め、角川文庫から刊行されている大人気吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズがTVアニメ化決定。『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』のタイトルで、2016年1月より放送開始予定だ。
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原作は、廃部寸前の弱小吹奏楽部で吹奏楽の甲子園“普門館”を目指す、幼馴染みの穂村千夏(チカ)と上条春太(ハルタ)が、さまざまな謎を解決していく推理小説。これまで『退出ゲーム』、『初恋ソムリエ』、『空想オルガン』、『千年ジュリエット』の4冊がリリースされており、9月30日には最新刊「惑星カロン」が発売となる。
初野は、アニメ化に向け「多くの読者、スタッフに支えられて、拙作では初の映像化になります。ミステリを表現する手段として高校生活と吹奏楽を扱っていますので、物語の進行上、泣く泣く省略した部分は多々あり、活字で果たせなかったことをアニメに託したいと思います」と期待を寄せた。
さらに今回、主人公チカとハルタのカラー設定画も公開。また、追加スタッフとして総作画監督・大東百合恵、音楽・浜口史郎らの出演も発表。「月刊少年エース」(KADOKAWA)でのコミック化発表に続いて、アニメ化決定ということで、<ハルチカ>シリーズに大きな注目が集まっている。