プレミアリーグ第5節が12日に行われ、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは敵地でウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と対戦した。同試合に途中出場した吉田が、コンサドーレ札幌MF稲本潤一の保有していた日本人選手のプレミアリーグ最多出場記録を更新した。
今シーズンのリーグ戦で初めて先発メンバーから外れた吉田は、75分にセドリック・ソアレスと交代で投入されて右サイドバックとして約15分間プレーした。この試合でプレミアリーグでの通算出場記録を67試合に伸ばし、稲本が樹立したプレミアリーグでの日本人選手最多出場記録を更新している。
吉田は2012年にオランダのVVVフェンローからサウサンプトンに移籍。同年9月15日のアーセナル戦で途中出場し、プレミアリーグ初出場を果たしていた。これまでの通算記録は67試合に出場し2ゴールを記録。イエローカードは通算5枚受けている。
これまで記録を保持していた稲本は、2001-02シーズンにアーセナルへ加入。その後、フルアム、ウェスト・ブロムウィッチでプレーしていた。日本人史上初となった稲本のプレミアリーグ初出場は、2002年8月17日のボルトン戦。そして、同年9月11日のトッテナム戦ではプレミア初ゴールも記録していた。
なお、試合は0-0のままスコアレスドローに終わっている。
■プレミアリーグ日本人選手出場記録(データはリーグ公式サイトより)