テレビをつければ標準語が耳から入ってくるし、話す相手によって方言と標準語を使い分けることなんて簡単。これってバイリンガル!? とはいえ、育ってきた環境は骨身にしみついているもの。隠しているつもりでも、とっさのときにポロリと出てきちゃうこともありますよね。ひょんなことから、「やっぱり○○の出身だわ~」と実感した瞬間はありますか? 働く女性に聞いてみました。
■北の大地で暮らしているから?
・「北海道出身の知人。寒さに強い。冬でも薄着で風邪もひかない」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「大ざっぱな人は北海道出身」(31歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
ちょっとくらい寒くてもへっちゃら、そして細かいことは気にしない。北海道出身の人からは、そんな道産子パワーが伝わってきますよね。広大なところに住んでいると、気持ちも大きくなるのかな?
■焼酎王国、九州
・「お酒がものすごく強い女性がいてやはり九州出身だった」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「酒豪の先輩は九州出身だった」(26歳/その他/事務系専門職)
九州といえば、焼酎の本場。全国の焼酎の売り上げのトップは、もちろん九州のメーカーが軒を連ねています。焼酎造りの文化はかなり古くから続いていますから、遺伝子レベルで慣らされているのかも?
■南国体質?
・「約束した待ち合わせの時間にいつも遅れてきて、やっぱり沖縄県出身だゎ~と思った」(28歳/学校・教育関連/専門職)
・「遅刻魔の友人が沖縄出身」(33歳/医療・福祉/専門職)
ちょっとくらい時間に遅れても、なんくるないさ~。そんな南国ムードを漂わせているのは、やっぱり沖縄の出身者でしたね。どうしても時間ピッタリに来てほしいときは、ちょっと早めの時間を伝えておかないと……。
■米どころといえばもちろん
・「パンをほとんど食べないお米の大好きな人に出身を聞いたら、新潟県だった」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「米は親戚からもらうから買ったことがないと聞いて、やっぱり米どころ新潟の出身だわと思った」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
パンの消費量の県別データを見てみると、東北の県は下位の方にありました。同じく、意外と知られていませんが実は米どころである九州も、パンの消費は少ないみたい。なにしろ、親戚が作ってるおいしいお米がもらえちゃうんですから!
■世界一短い会話!?
・「すごい方言がきつい後輩がいてやっぱり青森出身だった。何言ってるかわからないです」(33歳/医療・福祉/専門職)
青森の方言と言えば「津軽弁」と「南部弁」の二種類に大きく分けられますが、細かく分けるともっとたくさんあるのだとか。青森だけでなく岩手の方までわりと広範囲で使われる南部弁に対して、津軽弁は同じ東北の人が聞いても聞きとるのが難解なのだそうです。
■龍馬だけの高知じゃないきね
・「底抜けに明るくて、サバサバしている女の子がいたが、高知の『はちきん』にふさわしいなと思った」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
「はちきん」とは高知弁で、男勝りの女性を指す言葉です。土佐といえば男性が強そうなイメージですが、実はその男性を支えつつぐいぐい引っ張っていたのは、土佐の女子たちだったんですね。
■七難隠す!?
・「色白美人の人がいたが、秋田の出身の人だった」(32歳/不動産/専門職)
さすがに、色が白いだけで七つもの欠点を隠しきれるかなぁ? とはいえ、お肌がキレイなことは重宝しますよね。特に年齢を重ねていくと、ちょっとくらい気に入らないパーツがあったとしても、美肌である方が価値が高い気がします。
地方出身の人は東京生まれに憧れるかもしれませんが、田舎がない人にとっては、地方はあこがれなんですよね。方言で話している姿もカッコイイ! ヘンに隠さないで、堂々としている方が異性からモテるかもしれませんよ!?
(相羽亜季実/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数145件(22~34歳の働く女性)
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