アーセナル、ウォルコット&ジルー弾でストーク下し今季初の連勝果たす | ニコニコニュース

ゴールを祝うアーセナルの選手たち [写真]=Getty Images
サッカーキング

 プレミアリーグ第5節が12日に行われアーセナルとストークが対戦した。

 開幕戦を落としたアーセナルは攻撃陣が決定力不足に悩まされているものの、ここ2試合を無失点で終えるなど守備は安定しており、ホームで今シーズン初の連勝を目指す。敵地に乗り込むストークは4試合を終えて2分け2敗と未だ勝ち星がない。

 最初のチャンスはアーセナル。3分、サンティ・カソルラが右サイドから上げたクロスに走りこんだアレクシス・サンチェスが頭で合わせる。このシュートがポストに弾かれたところにセオ・ウォルコットが詰めたが、うまくミートできず枠を外してしまった。開始早々の決定機を逃したアーセナルはさらに8分、サンチェスがエリア手前左からミドルシュートを狙ったが、ここもポストに嫌われてしまう。

 運にも見放され嫌なムードが漂うアーセナルだったが、31分に先制点が決まる。自陣でフランシス・コクランが奪ったボールを引き取ったメスト・エジルはルックアップから一気に最前線のウォルコットにロングボールを送る。これに反応し完璧なタイミングで裏を取ったウォルコットはスピードに乗ったままGKとの1対1を制してゴールネットを揺らした。

 しかし1点を奪ったアーセナルはその後もシュートまで持ち込む場面を作るものの、追加点が奪えない。1-0のままスコアは動かず、76分には途中出場のオリヴィエ・ジルーが相手のミスからエリア内で決定的なチャンスを迎えたが、左足で放ったシュートは枠の右に外れた。

 それでもストークに反撃を許さず試合を進めるアーセナルは85分にようやく2点目を挙げる。左サイドでFKを得ると、キッカーのサンティ・カソルラが右足で蹴ったクロスボールにジルーがヘディングで合わせリードを2点に広げた。

 試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、アーセナルはシュート29本を浴びせながらも2ゴールとこの日も決定力不足が浮き彫りになったが、守備陣はストークに反撃を許さずシャットアウト。2-0でストークを下して2連勝を飾っている。

 次節、アーセナルはチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のディナモ・ザグレブ戦を挟んで、昨シーズン王者チェルシーとの”ビッグ・ロンドン・ダービー”に臨む。ストークは初勝利を目指して、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターと対戦する。

【スコア】


アーセナル 2-0 ストーク

【得点者】


1-0 31分 セオ・ウォルコット(アーセナル)
2-0 85分 オリヴィエ・ジルー(アーセナル)